よっピーのブログ

ドローンクリエイターとして活動中

天然酵母のパン

 いつの頃からか、オーブン付きの薪ストーブでパンを焼き始めた。当初は、バターやミルクの入ったレシピだったが、経費が嵩むので、バターは油にミルクは水に蜂蜜は砂糖に置き換えてみた、それでも美味しいので後は、同じ配合で焼いている。不思議なもので同じ配合と工程でも、毎回焼き上がりが違う。手作りパンが高いのもうなずける。パン作りは職人技だ。

 パンを焼く時に欠かせないのが、イースト菌です。イースト菌が小麦などを分解した時に出るガスでパンが膨らむ訳です。このイーストにも顆粒状のドライイーストから、扱いやすくした市販の天然酵母、自分で作る酵母など多種多様であります。パン屋さんもドライイースト天然酵母を使い分けておられますよね。自家製天然酵母オンリーのお店もあります。

 自家製天然酵母のパンは作り手の個性というかこだわりというか、自己満足というか、とにかくオンリーワンのパンが焼け楽しい事この上ない。

 例えば、夕食後に食べたみかんやりんごの皮を瓶に入れる所から、パン作りが始まる訳です。酵母が元気に育つように毎日、瓶の蓋を開け空気を入れ替えてやります。良い状態なら蓋を開けるとブシュと音を立ててガスが発生、まるでサイダーです。詳しくは書きませんが、そんな感じで大事に育てた酵母をストレート法と言うレシピで小麦と混ぜてパンをコネて焼きます。

しかし、今回はパンが全く膨らみませんでした。失敗の原因は、どうやら、酵母の培養が未熟でパンを膨らますほど育っていない様子。

 ふっくら感はゼロですが、このまま焼き上げると、パンのようなものができました。お味は自家製酵母のパンの風味はあります。食感は餅です。ダメだコリャ。奥が深いパン作り。次はマシになるかな。