よっピーのブログ

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里山

里山遊び

 里山は、人が暮らすエリアと獣達が暮らす深い山との中間、適度に人の手が入った身近な山でキノコや山菜が豊富で、カブトムシ等の昆虫が木に集まり、狸や鹿等の野生動物も暮らす。そんなイメージがあると思う。しかし、山は、何十年と放置されて、立ち枯れた木に、不法投棄されたゴミ、鬱蒼としげる草や藪、イメージ通りの里山は身近にはあまり存在しない。里山と言う表現は里に近い山で里山、分かりやすいので使っているが、本音はあまり好きではない。

 それはさておき、私の住む別所町の山はどうか、一番はなんと言っても小学校の裏山。休み時間や放課後にサッと登って遊んでいた。クラスみんなで、頂上の広場でドッジボール大会をしたり、給食を食べた事もあった。ドラえもんにも出てくる裏山とも繋がって、昔の別所小の児童には身近な山だった。残念ながら、今はほとんど訪れる人もいないし、授業でも使われる事もないようだ。当時のままなので、子供の頃を思い出して、懐かしく思う。場所だ。

 もう一つの里山の風景がある。別所町から加古川の高御座山への縦走路が整備されている。播磨アルプスとよばれたりもする。この山々は、重なる山火事で、高い樹木がなく、尾根が見渡す事ができて、北アルプスの山々のようだと言われている。

 別所駅から気軽にアクセスでき、人気のコースとなっている。

 それにしても、別所町は良い環境だと改めて実感する。街のインフラは姫路市内でもトップクラスなのに、自転車で数分で昔と変わらない風景の田舎。これで、天川がもっと良かったら言う事無しだった。

 利用して無いだけで、イメージ通りの里山は実はそばにある。小学校の裏山がまさにザ里山。こんな時代だかこそ、やっぱり里山は良いよな。